GTIN-14(14桁)

d)補足
ITFシンボルはベルトコンベア等で自動的に読み取られる事を前提に表示位置が決められています。梱包の4側面(または長手2側面)に表示し、上下方向はバーの下端と梱包底面は32mm上下3mmの範囲内、水平方向は左右どちらかのコーナーからベアラバーまでが19mm以上となっています。
従来から日本ではITF-14、ITF-16とITF-6があります。ITF-6は6桁(チェックデジット1桁含む)で構成され、ハムやソーセージなどの計量商品の場合にITF-14やITF-16と組み合わせて使用します。
ITF-16は基本的な考え方はITF-14と同じですが、インジケータが2桁で、より詳細な識別が出来ることから多く使われてきました。ただ海外ではITF-14が国際物流コードでしたので、あくまで日本国内の流通に限られました。2005年1月のGTIN(Global Trade Item Number)の制定以降、国際化が進められ、2010年3月までにITF-16を廃止しITF-14に切り替えるようになっています
ITFは梱包に表示するシンボルで、主に段ボールに印刷されます。一般的に段ボールの印刷精度は低くバーコードを大きくすることによって読み取り精度の維持を図っています。そのため見た目にも大きくバーコードの周囲にはベアラバーと呼ばれる太い枠があります。これは印刷の際、バーコードの印厚を均一に保つためのもので読み取りには関係ありません。しかし太枠で囲まれた形がITFとして認知されていますので、熱転写プリンタやオフセット印刷など印刷精度の高い方式でも表示される例があります。

B)集合包装用商品コード(GTIN-14、ITF-14)
a)基礎情報
【キャラクタセット】0〜9の数字
【桁数】14桁
【チェックデジット】モジュラス10ウエイト3
【拡大縮小】0.625〜1.2倍

b)特徴
ITFシンボルは1987年に標準物流シンボルとしてJIS規格化(JIS-X-0502)されています。元々はInterleaved 2 of 5というシンボルを規格化したためITFと一般的に呼ばれていました。2005年からGTIN-14(Global Trade Item Number-14)として国際規格となっています。GTIN-14を表示するシンボルがITF-14です。
桁数は14桁で、GTIN(Global Trade Item Number)に準拠しています。インジケータ+JANコード+チェックデジットが基本構成です。JANコードが個々の商品に表示するバーコードで、GTIN-14は梱包単位で表示するバーコードです。前者が小売段階での利用に対して、後者は流通段階で利用します。
集合包装用商品コードはJANメーカーコードを取得している企業が使用することができます。新たに申請などの手続きは不要です。

c)構成
●インジケータ(PI:Package Indicator)
先頭の1桁で集合包装(梱包)の内容を表します。
1〜8
・内箱と外箱を区別する場合
・同一商品で入数荷姿が異なる場合
・通常品と販促品を区別する場合等
9
・予備
※計量商品で使用されています。
●JANコード
内容物の商品のJANコードで、先頭から12桁です。チェックデジットは省きます。このコード体系を「一致型」と呼びます。
これに対して「不一致型」があります。これはインジケータを0としたもので、JANコードは内容物のJANコードと異なります。インジケータが0ということで前項の概念から外れ、集合包装商品コードとは言えません。使用されるケースは以下の通り。
・集合包装商品コードを利用しつつ荷姿階層識別をしない取引単位で使う場合。
・1〜8のインジケータを使い切った場合
●チェックデジット
1桁でJANコードと同じモジュラス10ウェイト3を使います。

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