●GS1 DataBar Expanded(データバー・エクスパンデッド)
○GS1 DataBar Expanded(データバー・エクスパンデッド)※拡張型
GTINと商品の詳細なデータを表示できます。GS1-128と同様の機能を持ち、アプリケーション識別子を組み合わせることにより、重量やロットなど、省スペースで多くの情報を表示することができます。定置式POSで読み取ることができます。数字で最大74文字、英字で41字を表示できます。最大桁数のシンボルサイズは5.8mm×91.9mm(縦、横)です。
○GS1 DataBar Expanded Stacked(データバー・エクスパンデッド・スタック)※拡張多層型
左右の幅が狭い場合に多段化したGS1 DataBaです。1段目は2シンボルキャラクタから最大20シンボルキャラクタまで可能です。段数は11段まで増やすことが可能です。定置式POSで読み取ることができます。4列3段の時の最小シンボルサイズは18.3mm×17.3mm(縦、横)です。

c)構成
●アプリケーション識別子(AI:Application Identifier)
データの先頭に付加される識別コードで、それに続くデータが何の情報であるかをあらわします。2桁から4桁でなり、例えば01なら商品コード、30なら数量、10ならロット番号などと決められています。また表示する最大桁数もAIによって定められています。
GS1 DataBar Omnidirestional、GS1 DataBar Limitedでは01(GTINを表す)で固定です。GS1 DataBar Expandedでは内容によって可変します。
※GS1アプリケーション識別子一覧表はこちら
●データ部分
GS1 DataBar Omnidirestional、GS1 DataBar Limitedでは数字ですが、GS1 DataBar Expandedではアルファベットも表示することができます。
●区切り文字
GS1 DataBar Expandedでは、可変長データの長さがわかりません。そこで可変長のデータの後に区切り文字としてバーコードキャラクタFNC1を挿入します。また通常のcode128と区別するためにスタートコードの次にもバーコードキャラクタFNC1を入れるのが必須です。GS1 DataBar Omnidirestional、GS1 DataBar Limitedは14桁で固定ですので不要です。
d)補足
GS1 DataBarは1次元バーコードであり、読み取り機器のファームウェアを更新するなどで対応可能です。機器の一新が必須の2次元コードと違い低コストで導入できるメリットがあります(機器によっては対応出来ない場合もあります)。すでにアメリカでは果物個々への表示が始まっていますし、日本でも医療用医薬品への採用が決まっています。その他、貴金属や化粧品、文具などの小型商品への利用が予測されます。2010年、正式に世界標準となることによって、さまざまな分野での利用がはじまりますが、注意するのは全ての商品がGS1 DataBar化するのではありません。従来のJAN(EAN)コードやUPCコードに新たに加わる選択肢とお考えください。GTINの表示が不要であれば、従来のJANコードを引き続き使用することができます。
他方、GS1 DataBarが一般化した場合、省スペースに表示のできるシンボルは魅力的です。現在でも表示スペースに余裕があるのに、JANコードを縮小したり高さを低くする傾向が見られます。シールの場合はコストが下がり、印刷する場合もPL法の施行以降は注意表示の増加などで隅に追いやられる?傾向にあります。中には、80%以下の縮小率のものも見受けられます。そういった場合にGS1
DataBarを採用することが予測されます。(弊社ソフトウェア未対応)
D)GS1 DataBar(旧RSS:Reduced Space Symbology)データバー
a)基礎情報
【キャラクタセット】
・GS1 DataBar Omnidirectional 0〜9の数字
・GS1 Limited 0〜9の数字
・GS1 DataBar Expanded ISO-646(数字、英大小文字、スペース、20種類の記号、ファンクション キャラクタ(FNC1)
【桁数】
・GS1 DataBar Omnidirectional アプリケーション識別子+数字14桁
・GS1 Limited アプリケーション識別子+数字14桁
・GS1 DataBar Expanded アプリケション識別子を含んで数字74桁、または、英数字41字
【チェックデジット】
・GS1 DataBar Omnidirectional モジュラス79
・GS1 Limited モジュラス89
・GS1 DataBar Expanded モジュラス211
【拡大縮小】0.8〜2.0倍(業界によって異なる)
b)特徴
1999年に国際EAN協会が開発した省スペースシンボルですが、インターネットで使われるRSSと混同される場合が多く、GS1の発足とともにGS1 DataBarに改称されました。用途に応じて7種類あります。
●GS1 DataBar Omnidirestional(データバー・オムニディレクショナル)
○GS1 DataBar Omnidirestional(データバー・オムニディレクショナル)
定置式POSで読み取り可能でGTINを表示する標準的なタイプです。最小シンボルサイズは5.6mm×16.3mm(縦、横)です。
○GS1 DataBar Truncated(データバー・トランケート)※カット型
上下幅が狭い場合にバーの高さを短くしたもので、GTINを表示できますが定置式POSでは読み取れません。CCDスキャナ、レーザスキャナ、イメージリーダで読み取ります。最小シンボルサイズは2.2mm×16.3mm(縦、横)です。
○GS1 DataBar Stacked(データバー・スタック)※多層型
上下、左右とも表示場所が狭い場合に使われるもので、GTINを表示できますが定置式POSでは読み取れません。CCDスキャナ、レーザスキャナ、イメージリーダで読み取ります。標準の第2、4データキャラクタ間で区切り、2段重ねになっています。最小シンボルサイズは2.2mm×8.5mm(縦、横)です。
○GS1 DataBar Stacked Omnidirestional(データバー・スタック・オムニディレクショナル)
GS1 DataBar Stackedを定置式POSで読み取れるようにしたものです。アメリカでは果物に使われ始めています。最小シンボルサイズは11.7mm×8.5mm(縦、横)です。
データバー・トランケート
データバー・
スタック・オムニディレクショナル


データバー・リミテッド
●GS1 DataBar Limited


●GS1 DataBar Expanded

バーコードの基礎知識
データバー・オムニディレクショナル
データバー・スタック
データバー・エクスパンデッド・スタック
●GS1 DataBar Omnidirestional
●GS1 DataBar Limited(データバー・リミテッド)
○GS1 DataBar Limited(データバー・リミテッド)※限定型
先頭のインジケータが1のGTINの場合、GTIN-13の先頭に0を、GTIN-13の先頭に0を付けた場合に限定して使用されるGS1 DataBarです。定置式POSでは読み取れません。CCDスキャナ、レーザスキャナ、イメージリーダで読み取ります。

データバー・エクスパンデッド
